クラウド人事サービスのSmartHRが、シリーズCラウンドとして61.5億円の資金調達を実施したのだそうで、その資金調達の内訳は、国内外の新規投資家と既存株主を引受先とした第三者割当増資が約55億円(追加投資含む)、新株予約権付き社債が約6.5億円の合わせて61.5億円になるのだそうです。
スタートアップ企業やベンチャー企業の資金調達においては「シード」「シリーズA」「シリーズB」「シリーズC」という言葉をよく聞かれるかもしれませんが、 まず知っておきたいのが「投資ラウンド」というものがあり、これは簡単にいえば「企業に対して投資する段階」 のことを指しており、 設立当初のスタートアップ企業が調達できる資金は小さく、逆に成熟している企業であれば、その額も大きなものとなります。
つまり、投資や資金調達においては、その企業の段階によって、資金を調達できる額というものがあり、一般的には、以下のように評されています。
つまりは、SmartHR自体、順調に成長し黒字化できている状態なのであろうと予測できる金額を調達できたということですね。
また、この資金調達に合わせて、サービス面では、2019年秋には、従業員情報を分析できる「ラクラク人事レポート機能」を公開予定であるのだそうですから、これからまだまだ成長を見込めるのではないでしょうかね?