日別アーカイブ 2019年10月17日

金融版Slack

三菱UFJフィナンシャル・グループが「金融機関向けのSlack(スラック)」ともいうべきビジネスチャットを導入するのだそうですね。

導入されるのは、アメリカのシンフォニー・コミュニケーション・サービシズのビジネスチャットのようで、設立は2014年、ゴールドマン・サックスやシティグループなど15の金融機関が共同出資で発足され、世界400社超の導入実績があるのだそうで、 2020年3月までに三菱UFJ銀行などが実現性を検証するPoC(概念実証)を始めるのだとか。

PoCというんは「Proof of Concept」の略語で、日本語では「概念実証」「コンセプト実証」と訳されるのが一般的で、 新たなアイディアや企画、構想、コンセプトに対して、それが実現可能なのか、目的とする効果や効能が得られるのか、市場に受け入れられそうなのか、などといったことを本格的にプロジェクトを開始する前に検証することです。

Symphony(シンフォニー)

このシンフォニーはクラウド型のコミュニケーションツールで、職場内だけでなく取引先など社外ともやり取りができるもので、金融業界のトレーダーや営業担当者らが使っており、ファイルを共有したり、ビデオ会議などもできたりするようで、基本料金は1人当たり月20ドル(約2200円)となっており、導入企業の規模に応じて手数料を取るようで、このシンフォニーの強みは、独自の暗号化技術を使ったデータ保護やセキュリティーで、コンプライアンスや情報保護が厳格な金融機関を中心にその利用が広がっていて、国内でもみずほ証券など大手証券会社やメガバンクなどが相次ぎ採用しているそうです。

シンフォニー

なんでもこのシンフォニー、金融業界のコミュニケーションツールとしてブルームバーグのサービスがあるのですが、シンフォニーはその牙城に風穴を空けたことから「ブルームバーグキラー」の異名を持つほどなのだそうですよ。