日別アーカイブ 2020年3月10日

中小企業の返済猶予

東京都の小池百合子知事が、全世界で広がりを見せる新型コロナウイルス対策として、資金繰りが厳しい中小企業について地域金融機関へ返済猶予を要請する方針を表明しました。

都議会委員会で「返済猶予や借り換えなど、中小に寄り添った柔軟な対応を要請していく」と述べたようで、これは麻生太郎財務・金融相も6日の夕方に都内で記者団に対し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受ける中小企業を支援するため「民間金融機関に対し、貸し出しの金利を下げ、返済期間を猶予するなどの条件の変更を求める」と要請していましたね。

東京都はウイルスの感染拡大に伴い、事業に影響を受けた中小企業を対象として、融資目標を1000億円とする制度融資の実施を決めており、政府が10日にも公表する感染拡大を受けた緊急対策の第2弾を踏まえ、都としても追加の経済対策に取り組むようです。

またこれ以前にも東京都は、新型コロナウイルス感染症に対応した中小企業支援策として「新型コロナウイルス感染症対応緊急融資」を実施すると発表しており、融資対象は、新型コロナウイルス感染症により事業活動に影響を受け、最近3カ月の売上又は今後3カ月の売上見込みが12月以前の直近同期比で5%以上減少している中小企業または組合となっています。

資金使途は、運転資金・設備資金で、融資限度額は2億8000万円(無担保8000万円)。

融資期間は、運転資金10年以内(据置期間2年以内)、設備資金15年以内(据置期間3年以内)。

融資利率は、融資期間に応じて、1.7%~2.4%以内(責任共有制度対象外の場合は1.5%~2.2%以内)で、信用保証料は、都が全額を補助するのだそうです。