日別アーカイブ 2020年10月13日

全国企業倒産状況

コロナによって苦しんでいる企業は増えてきていますが、2020年度上半期(4-9月)の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)では、件数が3,858件(前年同期比9.3%減)、負債総額は5,991億1,900万円(同0.7%増)となったようです。

件数は、年度上半期の3,000件台は1990年同期(3,070件)以来、30年ぶりとなったようで、1991年同期以降の30年間では最少を記録したようで、5月に新型コロナ感染拡大で裁判所の一部業務が縮小したほか、政府、自治体の緊急避難的な資金繰り支援が奏功、倒産は低水準で推移したとのことのようです。

負債総額は、年度上半期では3年ぶりに前年同期を上回ったが、過去30年間では2番目の低水準となっているようで、負債10億円以上が105件(前年同期87件)と、3年ぶりに100件台に増加し、負債額を押し上げています。

この状況下であっても倒産が減っているというのは驚きですが、景気が好循環になって減少しているというわけではなく、支援策によって抑制されている状況であるわけで、この支援策が永遠に続くわけがありませんから、年末に向けて倒産が増加し始めることは十分に考えられますね。