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ナンバー1は有利

どの分野においてもナンバー1となった企業は、常に有利に戦うことができます。

といってもこのナンバー1の定義は、2位以下を圧倒している場合に限るのですが、まず第一に製造力や販売力がありますから、値下げ競争においても値上げ競争においても価格決定の主導権を握ることができます。

特に値上げの場合は顕著となり、同業者の中でもいち早く値上げすることができます。

とはいえ、ナンバー1だからといって胡坐をかいていては企業は成長することはありません。

というのも、どんなものでもライフサイクルというものがあり、製品や事業にも寿命があります。

持続的に成長、繁栄していくためには、常に新しい製品や事業が必要となってきます。

そんなときにナンバー1ブランドを持っているのであれば、新規事業に参入する場合、とても有利となります。

つまり、あらゆる事業を行うのであれば、その事業のナンバー1を目指すべきです。

信用保証協会

貸したお金をきちんと返してくれるかどうか、回収できるのかどうか、銀行は返済に不安のある中小企業に対してお金を貸したくないもの。

「企業再生」といって銀行が中心となって経営不振となっている企業を再生しようという動きもありますが、実際、現場にいる銀行員からすると「企業再生」には興味がなく、ただ貸したお金を回収することが大切ですから、どちらかというと有難迷惑なものであったりもします。

というのも。「企業再生」といっても企業が1~2か月で再生できるものでもなく、最低でも4~5年はかかりますし、その期間同じ銀行にいて担当し続けるなんてことはありませんからね。

とはいえ、中小企業の中には本当に資金が必要な会社もありますし、銀行が貸し渋らないように、中小企業の返済が滞った場合に、その中小企業に代わって銀行にお金を返済してくれる「信用保証協会」という公的な機関があります。

全国信用保証協会連合会は、全国51の信用保証協会を会員とする組織で、信用保証業務改善のための調査・研究や中小企業金融に関する調査研究、各種研修等の企画・運営、機関誌やパンフレット等の企画・制作、および信用保証協会団体信用生命保険制度の運営などの事業活動を行い、中小企業・小規模事業者等に対する金融の円滑化に資することを目的として事業を行っています。

http://www.zenshinhoren.or.jp/

この保証協会から返済してもらうことを「代位弁済」というのですが、注意しておきたいのが、あくまでも保証協会が、企業に代わり銀行にお金を返済してくれるというだけで、借金が帳消しになるというわけではありません。

代わりに支払ってもらった代金は、保証協会に少しづつでも返していく必要があります。

とはいえ、銀行からの融資が下りなかったからといって資金調達をあきらめるのではなく、保証協会に頼んでみるというのがいいでしょう。

一般的に銀行融資の審査よりも、保証協会の審査のほうが甘めになっていますし、諦めていた資金調達を行えるようになるかもしれません。

未回収の売掛金が資金繰りを悪化させる

健全な会社経営を行っていくのであれば、売上金を確実に回収していくことです。

多くの会社であれば、企業同士の取引であるBtoBが一般的だと思うのですが、この場合、売り上げの回収に気を配らなければなりません。

というのも、飲食業など一般の消費者とのモノやサービスによる取引では、日本人の大好きな現金でのやり取りによって現金収入を得ることができますが、企業などであれば、売り上げがすぐに現金に代わることなく、一般的には月末に請求書を発行、翌月末に振り込みということになります。

このように現金として回収できていない売り上げのことを売掛金というのですが、会社経営をするうえで、この売掛金を意識しておかなければ、資金繰りが悪化し、経営を圧迫してしまうことあります。

というのも、あくまでも売掛金ですので、この売掛金の入金が先方の都合によっては遅れてしまったり、最悪の場合、踏み倒されて、回収できないなんてことも少なくありません。

ですので、支払予定日には口座をしっかりと確認し、予定日を過ぎても入金がないようであれば、すぐにでも取引先に問い合わせることが大切です。

支払いサイトをしっかりと確認し、問題があった場合には早めに対応。

ここを疎かにしないことこそが、健全な会社経営のためには必要です。

キャッシュフロー計算書の特徴

キャッシュフロー計算書の特徴といえば、事業で動いたお金と借金で動いたお金をそれぞれ分けて考えることができること。

いやだったら、資金繰り表でも確認できるでしょ?なんて思われた方もいらっしゃるでしょうが、 資金繰り表であれば会社における一定期間の現金収入と現金支出の全てを分類したり集計したりするものですので、会社経営を長期的に俯瞰してみることができないということになりがち。

まずは事業と借金を切り離し、借金をいかに返済していくかを検討することが大切です。

というのも、経費削減に走り、実際の売上を減らしてしまうという企業は少なくありませんし、経営において、売上や利益に関する投資を止めてしまっては衰退していってしまうだけです。

どんな状況であっても、会社を経営していくのであれば、この部分をおろそかにしてはいけません。

黒字が続いているにも関わらず、手元にはお金がない・・・。

これは黒字倒産してしまう会社が陥りがちな状況なのですが、利益とキャッシュが一致することはなまずありません。

貸借対照表を見ることができても、これとキャッシュとの関連付けがうまくできていない・・・。

この2つを紐づけて考えるのはなかなか難しく、ここで難解な状況を読み解くよりも、キャッシュフロー計算書を活用することにより、利益とキャッシュの違いを把握することができます。