お金の支払い方法

お金の支払い方法

今の1万円と将来の1万円、同じ1万円と思っていてはいけません。

お金というものには絶対的な価値はなく、不変的なものではないのです。

例えば、ある人が1万円の商品を買って、その場で1万円を支払いました。
別の人が1万円の商品を買って 一か月後に1万円を支払いました。

同じ一万円の商品を買ったのですが、支払いが現在なのか、一か月後なのかの違いなのですが、この2つの1万円の価値は同じだと思いますか?

一か月後に1万円を支払う場合、例えばそれまでの間、銀行に預けていたとすると、今の日本では恐ろしく微々たるものですけど、多少なりとも利子を稼ぐことができますよね?(現実的には、数百万単位でなければ稼ぐというレベルではないのですけどね・・・。)

ということは、現在の1万円よりも、一か月後の1万円のほうが、多少なりとも価値があるということになりますよね。

ですので、一般的な考え方としては、

売るときは現金で売ってお客様からすぐに現金をもらい、支払いの際にはできるだけ、先延ばしにすることがとても有利となります。

現在、日本政府はキャッシュレス化を推し進めていますけど、なかなか普及して来ない理由が見えてきませんか?

消費者側から見れば、キャッシュレス決済を利用することで、支払いを先延ばしすることができるので、有利な状況となるのですが、店舗側からすれば、売ったものの代金は現金でもらったほうがいいわけですから、そりゃ、どこの店でもキャッシュレス決済を導入しようなんて思いませんよね。

キャッシュフロー経営をしっかりと実践するのであれば、なおさら・・・。

キャッシュレス・消費者還元事業として、支払う側のメリットを必死にアピールしていますけど、本当にキャッシュレス社会を推し進めていいくのであれば、店舗側のメリットをアピールするほうが断然早いのですけどね。

キャッシュレス決済を導入する店舗側に補助金を出す制度もあることはあるのですが、やはり、アピールの仕方が下手ですし、いまいちわかりづらいというのがダメなところですよね。

もともと日本人は現金主義な国民ですし、キャッシュレス化を進めていくためには思い切ったことをしなければ、進んでいかないでしょうね。