ダニング=クルーガー効果

ダニング=クルーガー効果

能力が低い人ほど自分を高く見積もり、能力の高い人は、正しく評価、もしくはそれよりも下に自分を評価する傾向があります。

多くの人に「あなたの仕事は平均以上だと思いますか?」という質問を投げかけたときに、ほとんどの人がイエスと答えるのだそうです。

不思議だと思いませんか?ほとんどの人がイエスの場合、その仕事はもっといいものになるはずですし、その成果ももっといいものになっているはずですし、さらにはその「平均」のレベルもどんどんと上がっていくはずですよね。

普通に考えれば、実際の答えはイエスとノーの割合はほぼ同じになるはずなんです。

実はこれ、学生を使って実験したところ、成績の悪い人ほど自分の能力を高く見積もり、成績が良い人ほど能力よりも低く見積もる傾向が見られたのだそうで、このことを、研究を行った2人の名前をとって、ダニング・クルーガー効果といいます。

能力の低い人は、その能力の低さから自分を客観的に見る力をもっておらず、反対に能力の高い人は自分を客観的に見て、判断することができるようで、つまりは自分をわきまえているんです。

新しい仕事などを部下に振ったとき、「やれるかどうか自信はないけど、やってみます。」と答えられると「本当に大丈夫か?」なんて心配になったりしますけど、その反対に自信満々で「やれます!」なんて答えるようなほうに気を付けたほうが良さそうですね。

つまり、出来ない人ほど自信家になりやすく、できる人ほど慎重に物事を考え、対処することができるんですよね。

まぁ、この辺は見極めるのが難しいところではありますけど、大風呂敷を広げるような人物には注意しておいたほうが良さそうです。

何をするにも自信を持てとは言われますが、根拠のない自信は一番危険なんです。