リスケに関する話

リスケに関する話

会社の業績が悪化し、経営が緊急時に陥ってしまったときに、まず考えたいのがリスケ。

リスケというのは「リスケジュール」といって、会社と金融機関が既存の借入金の返済スケジュールを変更することで、返済条件を緩和してもらうように協議することです。

基本的には短期の借入金を長期の借入金に切り替えることで、既存の短期借入金を追加の借入金を統合させ、新しい長期の返済条件にすることで、この返済期限を延ばすことによって、会社側では毎月の返済額が減り、資金繰りの好転を期待することができます。

リスケ計画の立て方

まず金融機関にリスケをお願いする場合には、現状の会社の損益・資金状況を報告し、経営回復に向けた自助努力の具体的な方針とその姿勢をアピールする必要があります。

ただ単にお金に困っているから、とにかくリスケして欲しいなんて考えは捨て去ってください。

そもそも金融機関側からすれば、先行きのわからない会社、ましては返済プランや自助努力のない会社に対してリスケしようなどと思うわけがありません。

大事なことは、銀行にリスケしても確実に回収できるということを理解してもらわなければなりません。

まず、リスケを行うためには、返済期間が重要で、一般的には3年~5年の返済、どんなに長くても10年以内に返済することが基本です。

会社側から見れば、10年以内の期間の中で、利益と返済のバランスをしっかりと考え、ある程度余裕のあるプランを練ることが重要です。

間違っても、利益すべてを返済に充ててしまうような計画だけは立てないようにしましょう。

基本的な考え方は、今後の会社の成長のための投資や会社経営の存続のために余力を確保しながら、業績が回復しなかった場合でも返済分だけは確保できるような計画を組む必要があります。

さて、このリスケ、困ったらすぐにリスケすればいいなどという考えは禁物で、リスケは銀行による最後の救済策でもあり、一度この救済処置を受けてしまうと「不良貸出先」と見なされますので、それ以降の新規の融資を受けることができなくなります。

ですので、リスケは倒産を回避するための最終手段としての覚悟が必要になってきます。

また、リスケを受けた場合も定期的に銀行に計画の進行状況も報告しておきましょう。

借りる時だけは足しげく、借りてしまったら知らんぷりなんてことをしていると、銀行からの信用・信頼が薄れていってしまいますからね。