会社のお金の流れ

会社のお金の流れ

会社とは、モノやサービスをつくり、それを販売し利益を生んでいくもので、その利益は設備投資や人材確保のために使われていくことが基本だったのですが、最近では株主への還元も大切なことになってきています。

まず、会社経営を始めるために必要なものは資金で、いわゆる資本金として経営者自らが拠出したり、複数の投資家や銀行から融資などを行ってもらうことになります。

そして、会社はこの資金を使ってモノやサービスを生み出し、それらを販売して利益を生み出すとともに、再び現金として回収することになります。

まず最初に、製造業であれば、モノを作り出すための機械や原材料が必要ですし、販売業であれば商品の仕入れ代金、サービス業であれば店舗設備などが必要となります。

つまり、会社を経営していくということは、資金であるお金を投下し、最終的には投下したお金を回収するということを繰り返しながら、利益を追求していくことになります。

さて、生み出した利益はどの様になるのかというと、概ね以下のような使途が考えられます。

  1. 将来への設備投資
  2. 株主への還元
  3. 土地や株などへの投資
  4. 従業員への還元

バブル期であれば、土地や株に過大な投資がされていたのですが、バブルが弾けてしまった現在では、1の将来への設備投資に使われていくことになるのですが、欧米企業などでは株主への還元が重視されていることもあり、現在の日本企業でも株主を重視する傾向が強まってきています。

とはいえ、一般的なお金の流れを説明してきたわけですが、現在の日本では、企業がせっせと貯め込んだ「内部留保」額が、過去最高を更新しており、先程の4つの投資のどれにもあてはまらない状況となっています。

つまり利益を溜め込んでいるわけですね。

しかし、未来への設備投資も行わないだけでなく、土地や株などでの投資や従業員への還元すら行わない日本企業が、どうやって世界と戦っていくつもりなのでしょうね・・・。