利益計画の重要性

利益計画の重要性

中小企業においても利益計画策定の必要性が高まってきています。

というのも、役員への給料、つまり役員報酬は理由もなく途中から変えることができませんし、変更においては不利になることばかりです。

ですので、期首に役員給与を決定し、利益計画を中心に考えることが大切です。

しかし、多くの経営者の中には、どのようにして利益計画を作成すればいいのか、わからないという人も多いでしょう。

そこで簡単な方法なのですが、まずは経営者が来年度の構想を思い描くことが大切です。

例えば、社員を一人採用するのに、その年収と採用広告費にいくらかかるとか、新製品の開発にいくらかかって、広告費をどれくらいかけるかなどをざっくりと紙でもいいですし、PCでもいいのでまとめてみるのです。

そこで来期の1年の事象を眺めることができ、そこから利益計画を策定していくのですが、中小企業においては、以下の数字を目標としてみてください。

(長期借入金の年間返済額-減価償却費)x 2 = 経常利益(最低目標)

借入金から減価償却費を引くのがなぜだか不思議になるかもしれませんが、これは減価償却費が実際にお金の出ていかない費用であるからであり、さらに差し引いた金額を2倍としているのは、税金を考慮しています。

中小企業などで、どうしても軽視しがちなのが税金で、実はこの税金を甘く見ていると大変なことになります。

乱暴な考え方ですが、100%の利益のうち、その半分は税金で持っていかれるというように考えておいたほうがいいでしょう。