企業の資金需要

企業の資金需要

日銀の発表した7月の主要銀行貸出動向アンケート調査によれば、企業の資金需要の強さを示す判断指数(DI)は4~6月にプラス59と、過去最高となったのだそうで、これは新型コロナウイルスによる外出自粛などの影響が直撃した時期にあたり、中小企業を中心に資金繰りが大きく逼迫している状況が続いています。

この調査は四半期に1度、全国の銀行や信用金庫のうち貸出残高の上位50行庫を対象に実施され、今回は6月9日から7月8日にかけて行なわれたのですが、DIは過去3カ月間で資金需要が増加したと答えた金融機関の割合から減少したと答えた割合を引くなどして算出されています。

前回4月の調査時にはプラス14とリーマン危機後の2009年1月(プラス43)ぶりの高水準だったのですが、今回はさらに上昇し、さかのぼれる00年以降で最高となったようで、企業規模別に見ると中小企業はプラス54と、大企業(プラス46)を上回っているのだそうです。

まぁ、そりゃそうでしょう。大企業は手元資金もありますし、中小と比べても政府から優遇されていますからね。

ただ、これから3か月間の見通しではプラス29に下がり、日銀は資金需要の高まりはいったん落ち着くのではないかとみているようですが、何か根拠はあるのでしょうかね?

さらに落ち込んでいくような気もするんですけどね。

業況判断指数・DI

日本銀行が年4回実施、発表している日銀短観の調査項目の1つで、企業の景況感を示す指数のことで、景気が「良い」と答えた企業から「悪い」と答えた割合を引いて算出。

DIは「Diffusion Index」の略で、業況判断のほか、設備や雇用人員の過不足などの判断項目も作成されている。