資金調達3年ぶり減

資金調達3年ぶり減

世界の企業が調達した資金が2018年、3年ぶりに減少したのだそうです。

社債と株式によって調達した額は4兆2300億ドル(約465兆円)と前年に比べ、5600億ドル(約61兆円)も減ったようで、法人税制改革でアメリカ企業が自国に資金を還流し、新たな資金需要が縮小したのだそうです。

この原因は、海外子会社から受け取る配当が無税となったことによって、アメリカ商務省の統計では18年1~9月に約5700億ドルの資金がアメリカに還流したのだそうで、この数字は17年通年の4倍近くに達していて、海外子会社が稼いだ資金をアメリカに戻して投資に充てることによって、新たな資金調達の需要が減ったとみられているそうです。

他の地域別にみると、新興国が22%減と目立ち、約6割を占める中国は17%減だったようで、さらに日本ではシャープが6月に公募増資による約2000億円の資金調達を中止すると発表しています。

世界的に景気減速の懸念は払しょくできていませんから、なかなか立ち直るのは難しそうですね。